「不愉快な文書」 2008.3
今年の作付計画をまとめる時期になりましたが、やる気をそぐような文書の提出を求められております。お時間の許す方はお読み下さい。
地域水田農業活性化緊急対策同意書
私は、長井地区営農推進協議会及び致芳地区営農推進協議会並びに西根地区実行組合長会、平野地区営農推進協議会、時庭地区営農推進協議会、今泉地区営農推進協議会、伊佐沢地区営農推進協議会(以下「代表者」という。)に対し、地域水田農業活性化緊急対策について下記事項を確約し同意いたします。
記
一 自らが経営する水田のうち平成二十年の生産調整拡大面積に対し麦、大豆、飼料作物、一般作物、永年性・野菜等特例作物、通年施行、保全管理、調整水田による作付等を五年間実施し、五年間生産調整を守ることを確約し、長井市水田農業推進協会と代表者が長期生産調整実施契約を締結し、地域水田農業活性化緊急対策の緊急一時金を受領することに同意いたします。
二 代表者に交付された緊急一時金は、契約に要する経費及び分配に要する経費等を控除し、同意した農業者の平成二十年に係る全ての生産調整(転作)面積で除し、平成二十年に実施した生産調整(転作)、面積に応じ分配することに同意します。
三 偽りその他不正の手段によって同意し、又同意事項に違反(自らの責めに帰さない場合を除く。)した場合には、支払いを受けた緊急一時金の全額を連帯で返還します。
四 同意事項は、自ら経営する水田を移動・委譲した場合でも移動等のあった者に引継ぎ、その義務を負わせるものとし、義務を負わない場合は移動等は行いません。
平成二十年二月 日
住 所 長井市
氏 名 印
生産調整が始まってから四十年近くが経ちましたがこのようながんじがらめの文書に押印を求められたことはありませんでした。
このようなシバリの法的な根拠はどこにあるのか?
農政の常識は一般の非常識は相変わらず。いやさらにひどくなっているようです。
農政はいよいよ末期症状のようです。 ( は私が付けました。)