新品種の名前が「さちわたし」に決まりました。
さわのはな系新品種の名前をいよいよ発表しました。
決まった名前は「さちわたし」。お米のおいしさと私たちの思いがこのお米を通して多くの人たちに伝わってゆきますようにという期待が込められています。
選考は3月に終わっていたのだがトラブルを避けるため新品種としての農水省への申請、特許庁への商標登録の申請と一連の手続きが終わるまで発表を遅らせていた。名付け親は東京町田市の松井さん。27歳の学生さんである。600もの応募の中から選ばれました。
写真は先日行った名称発表会の様子です。これまでの経過の説明と名称の発表、親である「さわのはな」、「ササニシキ」との食べ較べも行った。いずれもおいしかったのだがその中でも「さちわたし」の食味は好評だった。
その後、各選考委員から一言ずつコメントをいただいた。選考委員のひとりであり、12年前私たちに「さわのはな」が食べたいと放言し私たちをここまで誘導した影法師の仲間、青木の「ついにここまで来たか」という言葉が印象的だった。これから、商標の審査に半年、新種の栽培試験に数年を要して新品種として認められるかが決まるのだがここまでの道のりを考えると感慨深いものがあります。口の悪い友人からはからは「優しい名前でおまえには似合わない」と言われていますが、名前は私を現しているものではなく、この新しいお米をとても良く表していると思います。(本当は私優しいのですが・・・・)
ここまで来る事が出来たのも、多くの仲間たちの協力と何よりもさわのはなを熱烈に愛してくれた皆さんのご支援があったからです。これからもよろしくお願いいたします。
たくさんのご応募ありがとうございました。名付け親賞の皆様には直接ご連絡いたしました。