7 あとがき
   アイガモ栽培の経験がわずか2年ほどしかない私たちが講習会の開催や冊子の作成を行うことには自らの中にも抵抗がありました。年々厳しさを増す米市場の中で有機栽培の占める割合は確実に増えています。当然一般の栽培米に比べれば高値で取り引きされています。このような状況の中、私たちがそうであったように有機栽培を目指しながらもきっかけがつかめずにいる方が多数おられるものと思います。本冊子や講習会が有機栽培に向かうきっかけになれば幸いです。
 最後に私たちがご指導をいただいている飯豊町上町木酢液研究会の元会長、故中村幸晴氏の言われた「同じことをするのに遠回りする必要はない。何でも聞いてください。」という言葉どおり、アイガモ栽培に関心を持つ多くの方々とともにこれからも研究してゆきたいと思います。
 

☆ 目  次

   1  はじめに 

   2  「ひな」について

   3  「本田」での管理

   4  「アイガモ」は稲を食べる?

   5  「外敵対策」

   6  「雑草」が生えてきたら

   7  あとがき(現在のページ)


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